もみの木のたもとで
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mominoki

 「もみの木のたもとで」です。
 2次創作ののようにオリジナルのネームバリューに頼らず、「さつき仁」という看板だけでどこまで評価されるんだろうというのが最近の僕のテーマでして、この作品もそうした動機で描いた作品のひとつです。
 お読みいただければお分かりになると思うのですが、今までと違うことをやろう変わったことをやろうというよりは「B・ジェミー」を含めて、今までやってきたことのまとめというか総括したような作品になっています。
 そして、今までやってきたことをまとめつつ、ひとつだけ今までやったことのない要素をひとつだけ付け加えました。「恋愛もの」という要素です。
 これが商業作品ならば読者さんの好むようなストーリー、女性キャラクターにするのでしょうけど、自分の好きなこと表現する同人作家に過ぎない自分にとって、人の好みでストーリーやキャラクターを作るような器用なことはできません。
 制作中は完成させることで一杯一杯なので自分の作品を突き放して見る余裕がないのですが、完成してみると、女性キャラクターにしてもストーリーにしても自分の好みや妄想を世間に晒しているのではないかという事実に気づき、今は自作を見て青ざめている…そういう心境です。
 今作はいつも以上に力をいれて作ったつもりです。ページ数も自己最長ですし、おそらく一人で描いたにしては密度の高い充実した画面に仕上がってるのではないかと思います。
 しかし、別の見方をするならば、自分の実力の底が知れてしまったとも感じています。精一杯やってこんなもんかと、という…。
 そんなわけで、れいなは自分好みの可愛いキャラクターになったという自負はありつつも、作品として長年同人活動している者として、 複雑な気持ちを抱かせる作品になりました。

  • サイズ A5サイズ
  • オフセット印刷
  • ページ数 52P
  • 初版 2013年8月11日
  • 印刷所 サンライズ

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