キャプテン・スカーレット エピソード

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18話 「スペクトラム基地危うし!

クラウドベース。
コンチェルトはスカーレットとカイリッツ博士を護衛するために出撃。
ホワイト大佐は自室のような場所に入った。机の中央には丸い円盤状のもの。
スカーレットはナッシュ科学技術研究所に到着。
スカーレットはオーカーに裏口に回れと指示。
オーカーの運転するタンクローリーはスカーレットと同じゲートをくぐった。
タンクローリーの後ろが開きカイリッツ博士を乗せ空港に向かう。タンクローリーのなかは立派な部屋になっている。
スカーレットは博士に前回スカーレットがゲットした石のテスト結果について尋ねた。
博士「君たちは命がけでこのエネルギー源を手に入れたそうだが、それだけの価値はあった。君たちの努力のおかげでついにミステロンと話し合いができそうだ。これで戦いが終わることを祈ろう。」
ミステロンの宣言
今度はスペクトラム基地を破壊する。おまえたちの司令部スペクトラム基地を夜中の12時に破壊する。
ホワイト大佐は戒厳令下に置き、クラウドベースに誰一人出入りさせない。さらに100キロ以内に近づいた飛行物体は全て攻撃する。
スカーレットとカイリッツ博士、ブルー、ホワイト大佐は、机の上の中央を見ていた。
カイリッツ博士はこの発信装置はよくできている。さすがはスペクトラムだと誉めた。
例の石を取りスカーレットが卓の中央へ載せた。スイッチを入れた。光りだし月と同じように光りだした。
博士はホワイト大佐にこう言った。「やがてあなたは人類で初めて、ミステロンと直接話すことができるのです。
机はミステロンと交信するための通信装置だった。
昼の11時。予告の時間まであと13時間。今のところ異常なし。
ブルー「これから行う話し合いでなんとか解決したいものですね。」
ホワイト大佐「全くだ。そう願いたいな。地球の運命が掛かっている重大な話し合いだ。」
装置を使って、ホワイト大佐からミステロンに向かってメッセージが送られた。「わたしはスペクトラム総指令官ホワイト大佐だ。地球の全人類を代表して火星のミステロンに告ぐ、我々が最初に行った火星探検での出来事を思い出してもらいたい。我々は宇宙の神秘を探るため火星に探検対を派遣した。あの時火星探検車に乗っていた、3名の隊員は未知の世界に囲まれて普通の精神状態ではなかったのだ。このとき人類は初めて君たちの驚くべき再生能力を知ったのだ。攻撃したのは我々が悪かった。それは認める。心から反省している。しかしあれは恐怖心から出た意味のない行為であり決して君たちに戦いを挑む意志はなかったのだ。それを理解して欲しい。わたしの声が聞こえているはずだ。話し合いによってこの恐ろしい無意味な戦いを終わらせるよう努力しようではないか。世界政府ならびに地球の全人類を代表し君たちに友情の手をさしのべる。この手をしっかり握って欲しい。」
メッセージの送信から2時間経った。
ミステロンから返事があった。
「地球人よ。よく聞け。我々はミステロンだ。おまえたちのメッセージを分析した。我々はスペクトラムの代表者ひとりと会う用意がある。ただし次の指示に従え。代表者はいかなる武器も通信装置も持ってはならない。そしてただひとりスペクトラムの基地からコース124をまっすぐに飛べ。細かい指示は後ほど代表者に直接与える。我々はミステロンだ。」
ブルー「これは罠に違いありません。代表者など派遣すれば殺されるに決まっています。」
ホワイト大佐「そうかもしれんが、これはまたとないチャンスだ。受けるべきだと思う。」
コース124はグリーンランドの火山地帯に出る。
スカーレットが志願して、コース124の先、グリーンランドの火山地帯に向かった。
連絡機で飛ぶスカーレットにミステロンから連絡が入った。
我々はミステロンだ。現在のコースを進み、2分後に脱出して降下しろ。1台の乗用車が迎えに行く。その助手席に乗れ。」
連絡機は墜落した。
スカーレットは指示通り来たクルマの助手席に乗った。クルマは無人だった。
小屋のあるところに着いた。
スカーレットは声に従い小屋に入った。中央のイスにすわるようにうながされ座るスカーレット。
スカーレットは「姿を現せ、こちらは武器も通信装置も持っていない。指示を守ってきたんだ。姿を現せ。」応じるそぶりのないブラック大尉。
ブラック大尉「我々のメッセージをよく聞いて全世界に伝えるのだ。スカーレット。」
ブラック大尉はテープを再生する。「地球人よ。よく聞け。我々はミステロンだ。おまえたちはなんの理由もなく、我々の火星基地を攻撃した。我々は…」
スカーレット「待て。話し合いに来たんだぞ」
テープなので止まらず話は続く「…地球への復讐を続ける。火をつけたのはおまえたちだ。地球を恐怖のどん底に叩き込むのだ。我々は徐々に…」
スカーレット「聞こえないのか?」
「…地球の全生命は絶滅するのだ。」
ミステロンのメッセージは録音テープだった。スカーレットは音の出所らしきガラス窓を破る。そこにはテープレコーダーが置いてあった。レコーダーの横には水晶。
スカーレット「大変だ。爆破するぞ。」スカーレットは逃げ出す。
スカーレット「罠だった。しかしどういうことだ。あんな小さな水晶にこれだけのエネルギーがあるということは…そうだ大変だ。基地にも水晶がある!早く知らせないと。」
クラウドベース。
スカーレットは急ぐ。通信小屋に飛び込む。そこからモールス信号で連絡を送る。「例の水晶は爆発する。」
オーカー大尉はホワイト大佐の指示を受け、部屋の窓をピストルで破り水晶を窓から捨てた。
予告時間どおり水晶は爆発した。クラウドベースは助かった。
クラウドベース。
ホワイト大佐「戦いを終わらせようとする我々の努力は失敗した。人類の誠意はミステロンには通じなかったのだ。しかしあきらめてはならん。地球の平和のために、いや、宇宙の平和のためにチャンスを求め続けなくてはならないのだ」

 

ミステロンはスペクトラム基地を破壊すると予告。
ホワイト大佐はミステロンに対して平和条約を結ぼうと呼びかけた。
誠実に。しかしミステロンはその呼びかけを無視しすることで、あくまで地球を滅ぼすという意思を示したのだった。
ミステロンが他者を許さない狭量な種族だということがわかった回。